初めてハワイに行く方や、久しぶりにハワイに行かれる方向けにハワイの豆知識を紹介したいと思います。
基本情報
時差
ハワイは日本を基準にマイナス(ー)19時間となります。計算を簡単にするには5時間足して、1日引く。
例えば日本の土曜日AM10時は、ハワイでは10時+5時間の15時から1日引いて、金曜日のPM15時ということになります。
ホテルを予約する際などは注意が必要です。
日本を土曜日の20時頃のフライトで向かい、現地時間のAM8時頃に到着したとします。
ハワイは土曜日が始まったばかりなので当日の宿泊は土曜日になります。
まれに個人手配で日曜日からの宿泊予約をしてしまう方がおられるようなので、注意して下さい。
フライト時間は約8時間。
気候
亜熱帯気候となります。4月〜9月がベストシーズンと言われています。
雨が少なく、気温が高くて湿度が低い乾季(4月〜9月)が海やプール遊びに適したシーズンになります。この時期は野生のウミガメにも出会える確率が高くなります。
反対に雨季(10月〜3月)はスコールが多く、乾季より5℃程度気温が下がります。
通貨
通貨はアメリカドル($)になります。USドルとよんだりもします。
1ドルは約110円程度で推移しています。
紙幣は6種類(100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、1ドル)
硬貨は4種類(25セント、10セント、5セント、1セント)
チップ
日本人が苦手とするチップ文化がハワイにはあります。
チップの目安は、
タクシー:15%
ホテル:荷物を運んでもらった時1ドル、頼み事1件につき1ドル、ベッドメイキング1ベッドにつき1ドル、ルームサービスは料金の15%。
レストラン・バー:15%(10〜20%)サービスによって決めてください。
スパ・ネイルサロン:15〜20%
レストランなどはチップ込みで請求されることもありますので明細を確認するようにして下さい。チップ込みであってもチップに料金を記入する欄があったりしますので、2度払いに注意が必要です。
クレジットカード
世界的に使用できるのはVISAとマスターカードと言われています。しかしハワイではJCBやアメリカンエクスプレスもほとんどの店舗で使用できます。
JCBカードで優遇を受けられるお店が多いため、1枚はJCBカードがあると良いと思います。
例えば、ABCストアで割引があったり、ワイキキトロリーのピンクラインに無料で乗れたりします。
クレジットカードは最低でも2枚あると安心です。店舗によって日本のクレジットカードが反応しない場合があります。
カードの盗難や紛失時の連絡先もしっかり控えておくことをお勧めします。
ATM
ほとんどのクレジットカードは現地のATMでキャッシング出来ます。現地で現金が必要になった場合は利用してみて下さい。
また、日本円を両替所で両替する時の手数料より、キャッシングした場合の利率の方が有利であることも多いので、賢くATMを使用すると良いでしょう。
お酒
日本と多少ルールが異なりますので注意が必要です。リゾート地に行くとお酒を飲みたくなりますので、しっかりルールを守って楽しみましょう。
お酒の購入と飲酒は21歳からになります。ABCストアなどで購入する際も身分証明書の提示を求められる事があります。大学生などは注意が必要ですね。
また、公共の場での飲酒も禁止されています。プールやビーチ、公園にお酒を持ち込んでの飲酒や泥酔状態での外出は避けるようにしましょう。
プールなどにバーがあるところも多いので、そこで購入し騒ぐ事なく楽しみましょう。
タバコ
ホテルやレストラン、ショッピングセンターなどの屋内は全面禁煙になります。屋外であっても公共の場とは禁煙です。バス停やタクシー待ちでの喫煙も控えましょう。携帯灰皿を持っていても控えましょう。
灰皿が置いてある喫煙所を使用するようにしましょう。
子供に関するルール
12歳以下の子供を放置することは法律で禁止されています。
ホテルの部屋やレンタカーの車内に残す。子供だけでトイレや公園に遊びに行かせるのもNGとなります。
この辺が日本と異なりますので注意が必要です。
また、子供を大声で叱ったり、叩いたりしてしまうと児童虐待で通報の対象となります。
その辺のルールをしっかり守って家族で楽しみましょう。
郵便
日本にはがきや手紙を書いて送る際は日本語で住所を記載してOKです。『JAPAN』『AIR MAIL』この2つを記載すれば届きます。
郵便局やホテルのフロントで出す事ができます。基本的には4日〜7日で届くとされていますが、目安と考えましょう。はがき1枚を郵便局から送った際に14日間掛かった事がありました。
インターネット
フリーWi-Fiが多くあります。ホテルやショッピングセンターはもちろんのこと、トロリーでもWi-Fiが使用できます。
レンタカーを使用して出かける場合やワイキキの繁華街以外にも行く事があれば家族や友達とレンタルWi-Fiを1台借りても良いでしょう。
携帯電話(スマートフォン)
日本で使用している携帯電話やスマートフォンをそのままハワイで使用する事が出来ます。海外での利用料金や設定方法を事前に調べておきましょう。基本的には高額請求を避けるためにデータローミングはOFFです。
携帯電話を使用してハワイから日本に電話をした場合、電話を掛けた人のみ料金が発生します。
日本からハワイに電話を掛けると、日本から電話を掛けた人と、受信したハワイに持って行った携帯電話も料金が発生します。
今はWi-Fi環境で通話が出来る、FaceTimeやスカイプ通話やライン通話がありますので、そちらを利用することをお勧めします。
飲料水
ハワイの水道水は良質とされています。よってそのまま飲んでもお腹を壊すことはないと言われております。
海外の水道水に抵抗がある方も多いと思います。コンビニ等でハワイ産のミネラルウォーターは安く購入できますので、飲料水は購入するのも良いでしょう。
日本の水道水は軟水ですがハワイは硬水なので、味は少し異なります。洗濯をするとパリパリになりますので柔軟剤があると良いと思います。
電源とプラグ
電圧は120V程度です。日本が100Vですので少し高いので、日本の100V家電も使用出来てしまいますが、変圧器を通した方が良いでしょう。
最近の家電は100V〜240Vと記載されたものが多くなっています。携帯電話やパソコン、ビデオの充電など大抵のものは使用出来ますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
出国準備
パスポート
必須アイテムの一つのパスポート。(1〜2週間で発行できるところが多い)
持っていない人はもちろんのこと、持っている人は有効期限を確認しておきましょう。家族バラバラで作っている場合は全員の有効期限を早めに確認し、寸前に慌てないようにしましょう。
ESTA
こちらも必須アイテムの一つになります。家族で行くさいは子供を含め全員分必要になります。
公式サイトで14ドル/人になります。(2年間有効)
代行業者も沢山ありますが、公式サイトで日本語を選択して進めば容易に出来るので、自身で登録することをお勧めします。
飛行機のチケットやホテル予約
旅行会社のパッケージツアー、もしくは個人手配の2通りがあります。
旅費は個人手配の方が安くなる事が多く、お勧めです。
こちらの記事を参考にしてみて下さい。
飛行機については、乳児がいる場合は飛行機内でバシネットを借りれたりしますので、ぜひ活用してみて下さい。
荷物の準備
スーツケースは準備した方が良いです。ブランドをこだわらなければ安いので購入するのが良いと思います。滅多に旅行をされない方や、自宅にスーツケースを置いておくスペースがない方などはレンタルするのも良いと思います。
規定量を超す液体類はスーツケースに入れて飛行機の預け入れするようにして下さい。ハサミなども機内持ち込みは出来ないので預入荷物に入れるようにして下さい。ウイルス対策商品のクレベリンも持ち込み禁止とJALではなっておりました。
逆に預け入れ荷物に入れてはならないのが、モバイルバッテリーやカメラやビデオの予備バッテリー。
これらについては航空会社のホームページで紹介されておりますので、初めての方は一度チェックしておくことをお勧めします。
その他注意事項として、ハワイは肉や肉製品、植物、果実などの持ち込みを禁止されています。所持している場合は申告が必要になります。
特に注意が必要なのはカップ麺やインスタントラーメンの粉末スープなどの加工品も申告の対象になります。
カップ麺は夜食などで活躍しますが、現地調達するようにして下さい。
両替
両替は大きく3パターンあります。
1.日本の空港で両替する。
2.現地で両替する。
3.事前にネットで頼んで郵送してもらう。
事前にネットで頼むのが楽で良いです。旅行までに時間がある場合は為替の有利な時(円高ドル安)に注文するのが良いでしょう。
次は日本の空港で手荷物検査を受ける前に両替することをお勧めします。入国審査をした後にも両替所はありますが、レートは良くありません。
また、現地で両替する際は空港やホテルよりDFS内がレートが良い場合が多いです。(安全)
オプショナルツアーの申し込み
現地に着いてから申し込むことも出来ますが、事前にスケジュールを決めて予約しておいた方が良いです。
ツアーで行かれる方は、そのツアー会社で申し込んでも良いですし、別のツアー会社の方が安い場合はそちらで申し込むのも良いでしょう。
現地の情報
現地での移動手段
- 飛行場からホテル
・ツアー会社のシャトルバス
HISさんやJTBさんでツアーを申し込んだ方がホテルまでの無料送迎がついている事が多く、利用できます。
利点:飛行場を出るとツアー会社のスタッフが待ち構えており、ホテルまで無料で送迎してくれるので、特に自分で手配することもなく楽である。
欠点:他のホテルに宿泊する人と一緒に移動するため、全員揃うまで出発しないので出発までの時間が掛かる。また、他のホテルを経由していくため、後半のホテルになってしまうと時間が掛かる。
・タクシー(一番のオススメ)
飛行場のそとにタクシー乗り場があり、ホテルまで最短で行ける。
利点:自分のタイミングでタクシーに乗れて、他のホテルを経由することもなく最短で行ける。金額も定額で行けるので嬉しい。
ワイキキエリアのホテルの場合、29ドル+チップで行けます。
参考(定額制チャリーズタクシー):https://charleystaxi.com/jp/waikiki-flat-rates/
欠点:特にないと思うが、ツアーで申し込んでいる方は「29ドル+チップ」が掛かってしまう。
・シャトルバス
ロバートハワイなどの会社のシャトルバスでホテルに向かいます。
利点:1人/16ドルで行けるので、一人で乗る際は安く行ける。
欠点:様々なホテルを経由していくので、時間が掛かる場合がある。2人以上だとタクシーより高くなる。
・ウーバー
最近流行の白タクのようなもの。アプリで簡単に手配できてカード決済できるので簡単。
利点:タクシーより若干安め。
欠点:ウーバー乗り場が遠く、少し歩かなければならない。
・レンタカー
飛行場に様々なレンタカー会社が入っているので、お好きなレンタカー屋から車を借りてホテルに向かう。
利点:滞在中借りっぱなしているならば移動が自由になるので良い。
欠点:レンタルするのに多少の時間が掛かる。またホテルまでの移動のみであると高く付く。荷物が多いと大型を借りなければならないので、これまた高く付きます。
- ホテルからショッピングセンターや観光地
・トロリー
リゾート地ならではのトロリーですね。大手のツアー会社は各社トロリーを出しています。JTBさんやHISさん、JALやANAさんも出しています。ツアーで行かれる方は存分に活用してみて下さい。
ツアーではない場合などは「ワイキキトロリー」を利用すると良いでしょう。
6つのラインがあり、様々なところに行けます。7日間大人75ドルの値段設定になります。ワイキキエリアのみを巡るピンクラインはJCBカードを持っていれば無料で乗れます。
・レンタカー
一番自由が効くのがレンタカーです。幼い子供がいる方などは集合時間、おむつ交換、お昼寝などを考えると自由が効くレンタカーがオススメです。
宿泊されているホテルの近くの営業所で借りるのが良いでしょう。価格は比較サイトを使うと便利です。
ヒルトンハワイアンビレッジに宿泊される場合は「ナショナルレンタカー」が便利です。
・バス(The Bas)
現地の方の通勤や通学には欠かすことのできないバスです。路線や本数も多く便利です。価格も安く、1日乗り放題大人2.5ドル、子供1.25ドルとなります。
観光客には若干ハードルが高い存在でしたが、アプリ「DaBus2」なども出来て利用しやすくなりました。レンタカーの運転に抵抗のある方はノースショア等に行くのに利用してみて下さい。車内はクーラーがガンガン効いていますので、羽織るものがあると良いでしょう。
・タクシー
近場にお買い物に行く際や、お土産をたくさん買った際などはホテルの玄関前まで送ってくれるので便利です。
主に3社「チャリーズタクシー」「シティータクシー」「ザ・キャブ」があります。「チャリーズタクシー」は日本語が通じるので便利です。行き先によっては定額制もあるため、安心して乗れます。
チップは15%程度と考えておきましょう。20ドル以下のお札を準備しておくと良いです。
まとめ
ハワイの豆知識を紹介させて頂きました。旅行前に情報を入手し事前準備をしっかりして有効に時間を使う事でハワイ旅行をさらに楽しむ事が出来ると思います。
費用の掛かる飛行機代、ホテル代、オプショナルツアーを少しでも安く済ませ、その浮いた分で贅沢な夕飯を食べたりお土産代に回したり出来ると思います。
オススメはパッケージツアーより個人手配の方が安く済むのでオススメです。
ぜひ、時間とお金を有効活用して下さい。