ハワイまでのフライトは約8時間になります。
乳幼児を連れての旅行先としてネックになるのが、この飛行時間ではないでしょうか。
10ヶ月の娘をハワイに連れて行った経験をお話ししたいと思います。
フライトの選定と乳幼児の飛行機内の過ごし方
フライトの選定
ハワイまでの8時間のフライトは大人でも長く感じます。
そのフライトを乳幼児に極力負担を掛けず、また他のお客さんにも迷惑を掛けず、
親の負担も最小限に抑えるにはフライトの選び方は重要になります。
大きく3つ
○航空会社
航空会社は言葉、サービス面を考えると断然日系の航空会社がおすすめです。
我が家はハワイ便が豊富なJALを選定しました。
○出発時間
ハワイ便の多くは日本時間19時から23時の間に集中しています。
大人も寝ながら向かい、ハワイ時間のAMに到着するといったものになります。
子供が普段寝る時間と近い時間を選ぶと良いでしょう。
理想は19時台の出発時間帯が良いと思います。
飛行機に乗り込むときは起きていて、出発しフライトが安定した時に寝てくれれば
良いですし、ミルクや離乳食を食べさせてから寝かせても良いと思います。
子供が寝たら、親も映画は我慢して一緒に睡眠を取りましょう。
夜泣き対応であったり、到着時に疲れてしまって到着日にお昼寝をしてしまうと
時差ぼけが取れないので、フライト中は親も寝れる時に寝るようにしましょう。
○座席指定
ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)というのがJALにはあります。
事前に電話での予約になりますので、フライトが決まったらすぐに電話してみましょう。
一緒に食事も予約すると良いでしょう。
離乳食(0ヵ月~8ヵ月のお子さま対象の機内食)
幼児食(9ヵ月~2歳未満のお子さま対象の機内食)
※ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)とは
体重10.5kgまでの、2才未満の赤ちゃんが対象
バシネットのサイズ
(長さ:約72cm、幅:約30cm、深さ:約15cm)
機内の過ごし方
○日本→ハワイ
日本からハワイに向けてのフライトはとにかく睡眠を取ることです。
睡眠を取れるように子供にはフライト前のお昼寝はほどほどにしておく。
また、たくさん遊ばせてフライトで寝れるようにするなどの事前準備は必要です。
フライトが安定したら、ベッドを組み立ててもらい、子供が起きているようであれば
ミルクや離乳食などを早めに食べさせておきましょう。
ミルク用のお湯などもCAさんに頼めばすぐに持ってきてくれます。
おむつ交換もしておきましょう。
トイレにおむつ交換台があり、おむつも捨てられます。
食事がすみ、子供が眠くなってきていたら、それぞれの寝かせ方で寝かせてあげましょう。
我が家は抱っこ紐を使い、ゆらゆらさせて寝かせました。睡眠に落ちたらベッドにそっと
移動させてから親の食事をして仮眠を取りました。
子供の睡魔がまだのようでしたら、音の出ないおもちゃや絵本を見せるのも良いでしょう。
○ハワイ→日本
こちらのフライトはハワイ時間のお昼前から夕方前の時間帯の出発になります。
寝る時間でもないため、フライト時間が長く感じます。
子供もお昼寝以外は起きている時間帯が多いと思いますので過ごし方が難しいです。
子供は歩き回ることも出来ずに飽きてきてしまいます。
音の出ないおもちゃに加え、機内の映像やタブレットやスマホのゲームが有効的です。
アンパンマンなど子供が好きなものをオフラインで使用できるものを事前に準備して
機内での時間を楽しめると良いでしょう。
感想
ハワイ旅行は大人も子供も楽しめます。
その楽しむためにもフライトの選定や機内での過ごし方が凄く重要だなと思いました。
フライト時間も約8時間と長く、時差も19時間と大きいため、行きのフライトで
どれだけ睡眠をとれるかによって、到着日に楽しめるかどうか。時差ぼけにならず
滞在中楽しめるかが決まると思います。
乳幼児を連れてハワイ旅行は遠すぎる。フライトが耐えられない。などと諦めずに
しっかり準備して行けば、フライトを含めたハワイ旅行を楽しめると感じました。
その他
深夜にミルクで起きるときや、グズってしまって泣くこともあると思います。
周りの座席の方々には少し気遣いをしておくことは必要だと思います。
親が子供を叱りつけるのも厳禁だと思います。
怒っている人を見ているのは気分が良いものではありません。
事前準備をしっかりしておけば周りの方への迷惑もあまり掛けることはないと思いますので
しっかり準備をしてみんなが楽しめる旅行になれば良いと思います。