海外旅行は個人旅行の方がお得でおすすめ
海外旅行は大きく「パッケージツアー」と「個人手配(個人旅行)」に分けられます。どちらがお得なの?と疑問に思っている方もおられると思いますが、結論から申し上げると明らかに個人旅行の方がお得です。
理由は価格と自由度になります。
それでは、説明していきます。
パッケージツアーと個人旅行の値段比較
条件を合わせて比較するために以下のケースを使用する
〈モデルケース〉
人数:4名(大人2名、子供(2歳ー11歳)2名)
行き先:ハワイ
日程:2020年8月22日出発ー27日帰国(5泊7日)
ホテル:シェラトン・ワイキキ
飛行機:JAL(午後(夜)出発ー午後帰国)
検索日:2020年2月(半年前予約)
パッケージツアーの場合
総額:1,033,200円
(往復送迎付き、トロリー乗り放題(ゴールドパス))
個人旅行の場合
総額:816,016円
(往復タクシー利用料、トロリー(ゴールドパス)乗り放題7日券)
個人旅行の方が約217,000円お得!
上記のモデルケースで計算すると、個人旅行の方が圧倒的に安いことが分かります。
パッケージツアーは名の通りパッケージなので金額の詳細は分かりません。
では、個人旅行の場合の総額費用の詳細を説明します。
飛行機:計529,080 円
(大人:125,000円×2、子供:93,500円×2、給油サーチャージ:91,480円)
ホテル:245,916円
タクシー:計7,700円(片道3,850円×2)
トロリー:計33,320円(大人:9,230円×2、子供:7,430円×2)
トロリーについてはHISさんのレアレアトロリーのゴールドパスで計算しています。JAL便使用ならばJALのレインボートロリーが使用できるので、この「33,320円」は省くことも可能です。さらにお得になるのですね。
双方のメリットは?
パッケージツアー:予約が簡単なことが大きいと思います。ツアー会社一社で済みます。
個人旅行:価格が安く抑えられることと、移動時間の短縮が大きいと思います。
パッケージツアーの場合は、みんな集まってからそれぞれのホテルを経由して送迎されます。
タクシーの場合は自分の都合で直接宿泊のホテルまで最短で行ってくれるので時間の短縮になります。
個人手配の進め方
航空券の手配
比較サイトで安いものを手配するのも良いですし、航空会社のホームページで直接申し込むのも良いです。
申し込みをするとeチケットがメールで送られてくるか、ホームページにアクセスして入手します。必ず印刷して持って行きましょう。2部印刷して1部はスーツケースに入れておくなどすると安心です。
ハワイまでの飛行時間は長いので睡眠が重要です。睡眠をサポートしてくれるグッズもあると便利です。
今回のシミュレーションではJALのホームページで検索しています。
我が家はJALの公式ホームページで予約し、座席予約やチャイルドミールの予約もします。
子供が小さい方はこちらの記事も参考にして下さい。
ホテルの手配
比較サイトで安いホテルを探したり、泊まりたいホテルを検索します。
ホテルに関しては検索サイトの方が安いことが多いです。
注意点:ハワイは時差が−19時間になります。ホテルの予約日を間違えないようにして下さい。
例:今回の場合8月22日の夜に日本を出発して、8時間程度掛けてハワイに到着します。
日本時間では23日になっていますが、時差の影響でハワイは22日になったばかりです。
22日から予約を入れる必要があるのでそこには注意しましょう。
空港〜ホテルの移動
○タクシー
チャリーズタクシーがオススメです。
29ドル+チップの定額制です。2人以上であればタクシーが最安値になることがほとんどです。
トヨタのシエナという大型車種が多く、スーツケース4つあっても乗ってしまいます。
タクシーは高いという固定観念を持たれてる方も多いと思いますが、最安値で最短でホテルに向かうことができます。
○送迎バス
メリット:一人ならば最安値になります。
デメリット:人数分費用が掛かりますので家族や友達と行くと高くつきます。また、人数が集まらないと出発しないので待たされることや、様々なホテルを経由して向かいますので到着が遅くなります。
○ウーバー
メリット:定額タクシーより若干安い。(ほぼ変わらない)
デメリット:ピックアップ場所が到着ロビーから遠い。車が小さいことがあり、4人でスーツケース4個だと乗らないことが多い。事故等の保証が心配。
オプショナルツアー
ホノルルはトロリーバスが非常に便利です。ショッピングセンターや観光名所に行くルートもあります。
JALやANAであれば無料のトロリーがありますが、エコノミークラスだと一部のルートのみ搭乗可能となっています。ダイヤモンドヘッドまで行きたい。ダウンタウンまで行きたいなどあれば、ツアー会社のトロリーチケットを購入するのもよいでしょう。
マリンスポーツや島内観光などのツアーは、ツアー会社やホテルのコンシェルジュデスクで申し込みできます。日本でスケジュールを立てて、申し込みまで済ませておくと良いでしょう。
その他
空港のチェックイン、出国審査、入国審査についてはパッケージツアーと個人旅行ともに変わりません。
注意が必要なのはコードシェア便についてです。
JALとハワイアン航空のコードシェア便をJALで手配したとします。行きの機体はJAL、帰りの機体はハワイアン航空だったとする。
この場合は、行きはJALのチェックインカウンター、帰りはハワイアン航空のチェックインカウンターになります。JALで申し込みしているからといって往復ともJALのカウンターに行かないように注意して下さい。
パッケージツアーも同じですがESTAは必要になりますので、余裕を持って申請しておきましょう。
申請は難しくありません。公式サイトから14ドル/人になります。代行サービスのようなサイトが多数ありますが、高額ですし結局のところ手間はそれほど変わりませんので、公式サイトから申し込むことをおすすめします。
成田・羽田空港を利用する際に車で行かれる方は近隣の駐車場を使用した方が安いのでオススメです。
まとめ
今回は子供が夏休みである8月にハワイ5泊7日旅行した場合のシミュレーションです。
地域によっては夏休みが終わってしまっているので夏休みの中では比較的安く行けます。
ホテルはシェラトン、飛行機はJALと高めで見積もっています。よって、値段を下げることは可能です。
ショッピングにはトロリーで行かなければなりませんが、子供連れであればヒルトンハワイアンビレッジはお勧めできます。プールや人口のラグーン、ビーチなどたくさん遊べます。
ハワイに旅行行くならば「個人旅行」の方が価格が安く抑えらることや現地で送迎バスではなくタクシー利用の方が早くホテルに到着でき、自由時間を多く確保できるメリットがあります。
航空会社のマイルも貯まりやすくなっています。
価格を抑えられた分、オプショナルツアーやディナーを豪華にするなど旅行の幅も広げられると思います。
特に難しいことはないので、ぜひトライしてみて下さい。
*お仕事の都合上、お盆休みしか行けない方も多いと思います。
ハワイは特に人気があるので半年前だと人気のホテルはすでにキャンセル待ち状態になります。
金額的には今回のシミュレーションプラス10万円/人程度掛かります。(個人旅行)
【参考】
✨海外ツアー予約
✨航空券
✨ホテル
✨オプショナルツアー