2022年JGC修行をするには回数修行がオススメ
回数修行がオススメの理由
JALのステータスを獲得するには、フライト回数(50回)またはFOP(50,000FOP)を達成する必要があります。2022年もコロナの影響があり、さらに原油高の影響で国際線の給油サーチャージが上がっています。また円安の影響もあり海外旅行(修行)は計画を立てにくい状況です。よって国内の短距離フライトを50回達成するのがステータス取得への近道です。
その50回フライトを簡潔に達成させてくれるのが、JALがステータス取得のために考えているとされる「ホッピングツアー」がオススメでした。しかしそのツアーも現在は2022年途中でなくなってしまいました。復活すればそれが一番簡単で良いのですが、それまでの間にどのように計画したら良いかを説明したいと思います。
ホッピングに類似したプラン
【周遊旅行】
FOPの注意点
FOP修行をする際の注意点はFOPの計算を間違わないことです。同じ路線で同じクラス(エコノミークラス)でもFOPが異なることがあります。
FOPについては、FLY ON プログラムとはを読むと理解出来ると思います。また、計算方法についてはマイル数・FOP計算ページを参照するようにして下さい。
JALのホッピングツアーとは
ツアーは4〜5通り(季節により発売が変わります)
発着地は「羽田空港」または「伊丹空港」と「福岡空港」になります。
泊数 | フライト数 | 金額(円) | 宿泊地 | |
① | 1泊2日 | 8フライト | 73,300〜167,800 | 喜界島または福岡 |
② | 1泊2日 | 10フライト | 100,500〜166,800 | 石垣島 |
③ | 1泊2日 | 12フライト | 112,800〜179,800 | 鹿児島 |
④ | 1泊2日 | 14フライト | 131,800〜204,800 | 那覇 |
⑤ | 2泊3日 | 10フライト | 107,800〜169,800 | 出雲、屋久島 |
2022年3月末までは上記の予定となっておりました。
1泊2日12フライトに参加した時の記事になります。
回数修行をするための方策
ホッピングツアーを参考とした計画
上記のホッピングツアーのフライト回数、宿泊地、金額が参考になります。こちらをベースに計画を立てると良いでしょう。
周遊旅行
こちらはJALがオススメするものになります。JALに回数修行のオススメを聞いてみたところ、「回数を求めるようでしたら(JALPAK)のダイナミックパッケージで周遊旅行をご利用頂くのがオススメです」と回答を頂くことが出来ました。
こちらのページから自分に合ったプランを立てると良いでしょう。
参考として2つのプランを紹介します。時期によっては組めなくなる場合もあると思います。
一番効率の良いプラン
1泊2日16フライト
1日目:羽田/伊丹→那覇→石垣→宮古→那覇→久米→那覇
那覇で宿泊
2日目:那覇→宮古→多良間→宮古→石垣→那覇→沖永良部→徳之島→奄美大島→鹿児島→羽田/伊丹
体力的に余裕のあるプラン
1泊2日11フライト
1日目:羽田/伊丹→福岡→那覇→奄美大島→鹿児島→種子島
種子島で宿泊
2日目:種子島→鹿児島→屋久島→鹿児島→福岡→出雲→羽田/伊丹
こちらに参加したときの記事になります。
同じ島を2度訪れたり島の滞在時間が30分程度と普通の方には理解できないプランとなりますが、修行においては効率の良いプランになります。
JALパックのタイムセール
JALパックは定期的にタイムセール!を実施しています。周遊旅行のようなプランはないのですが、沖縄往復ホテル付き、福岡往復ホテル付き、鹿児島往復ホテル付き。この辺りの安いものを予約して、残りのフライトを別に申し込むのもプランを立てる手段の1つになります。
修行時は機内での滞在時間が長いため、少しでも仮眠を取れるグッズ【ネックピロー】旅の必需品があると便利です。
JGC(JAL GLOBAL CLUB)とは
JALグローバルクラブとは「JMBサファイア」ステータス以上を持っている人が入会出来る会員組織になります。
JMBサファイア:50回以上のフライトもしくはFLY ONポイント50,000以上
JGCの魅力とは
JGCの会員になると様々なサービスを利用することが出来ます。
その中でも特に魅力的で私が目指そうと決めたサービスを紹介したいと思います。
・前方座席指定サービス
フライトの予約をして座席指定をする際に、後方の座席や3人席の真ん中しか予約出来ない事を経験された方もいると思います。これはステータスを持った方を優先して座席指定させるためです。
常連客を良い席に予約させると言ったJALとして当然のことかも知れません。これがJGCを取得することで予約可能になるのです。
・ファストセキュリティレーンの利用
国内線の場合はJGCカウンターの横にある専用の保安検査場に通じるエントランスを利用できます。
国際線の場合は専用セキュリティチェックレーンを利用出来ます。
混んでいない時は特に不要ですが、海外からのツアー客のご一行様とタイミングが被ってしまったりすると保安検査場が凄く混むことがあります。その時に専用のセキュリティレーンを利用し、スムーズに保安検査を受けることが出来るのです。
・優先搭乗
飛行機に乗り込む際に、妊娠中の方やお手伝いを必要とされる方がまず最初に乗り込みます。
その後に上級会員様の優先搭乗が始まります。そこで搭乗できるのです。
大型の飛行機の場合など搭乗開始されてからかなり待たされることがありますが、そこでストレスレスで搭乗できるのは嬉しいサービスです。
・ラウンジの利用
保安検査場を抜けると「サクララウンジ」などを目にしたことのある方も多いと思います。こちらのラウンジを無料で利用することが出来ます。軽食からお酒まで揃っているので、こちらもありがたいサービスです。
・受託手荷物無料許容量
国内線:通常プラス20kg以内
国際線:通常プラス1個(1個あたり32kg以内)
海外旅行に行く際に荷物の重量が重くなることがあると思います。23kgを超えると追加料金を払うか、その場でオーバー分を取り出して手荷物にするか、他のスーツケースに移し替えたりしなければなりません。
結構恥ずかしいので、自宅やホテルで重量を測って調整することも、我が家では毎度のことですが、32kgの制限になると、その心配や手間もなくスーツケースを預け入れることが出来るので、ありがたい限りです。
・受託手荷物の優先受け取り
国際線の場合、たいていの方が荷物を預けると思います。
到着してから自分の荷物を受け取るまで時間が掛かることも多いのですが、その荷物が優先的に払い出されるので、早く受け取ることが出来ます。
ハワイ線などでは大型機で満席、預け入れ荷物もみなさん多く、荷物の受け取りに1時間近くかかる事もありますが、ステータスを獲得するとそのような時に威力を発揮してくれます。
JGC修行とは
JGCのサービスの魅力を知ると、JGCの会員になりたいと思う方が多いと思います。
そのJGCの会員になるために一般の方(お仕事等でたくさん乗る方は別)はJGC修行といって、とにかくたくさん飛行機に乗る。回数や距離を稼ぐために意味なく飛行機に乗る辛さがあることから「修行」と呼ばれています。
最近ではメディアにも取り上げられ、このJGC修行を実行する方も増えてきました。
お金と時間と体力を使う「修行」ですが、解脱すると大きなサービスが待っているのが「JGC修行」です。